引越しの訪問見積もりの時に絶対押えておきたい注意点

目安時間:約 13分

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引越し見積もりサイトを徹底比較を運営しているHIKAKUNです。引越しはそんなに頻繁にするものでは無いので、引越し業者から見積もりを取るということもそんなにたくさん経験するものではありません。そんな引越しの見積もりを取る時の注意点を徹底的に解説します。

 

 

 

引越しの見積もりをメールや電話で依頼する時の意外な盲点

引越しの見積もりはできるだけラクに取りたいものです。ラクに見積もりを取るイメージとして一番最初に思いつくのは、メールです。次にラクだと連想するのは、電話です。最後に面倒だなと思うのが訪問見積もりです。メール<電話<訪問の順に、面倒くささのハードルがあがっていきます。メールと比べて、人と話さなければいけない電話、さらに人と会わなければいけない訪問見積もりは面倒だと感じる人は多いです。特に訪問見積もりは、他人が自分の家に上がるわけですし、時間も取られますからできれば避けたいと思うのは利用者からすると当然です。

 

では、なぜ訪問見積もりなるものが存在するのでしょう。引越し一括見積もりサイトを使った場合、引越し業者から電話がかかってきます。そして、単身の引越しじゃない場合は必ずと言っていいほど訪問見積もりを勧めてきます。引越し業者が訪問見積もりを押す理由のひとつは、営業をかけたいからです。直接会って、直接話すことによって引越しを依頼してもらうチャンスを広げることができます。

 

引越し業者が訪問見積もりしたがるもうひとつの理由は、正確な荷物を把握することです。引越しの料金の決め手のひとつはトラックの大きさです。メールや電話での見積もりの場合、利用者自身が荷物をカウントしなくてはなりません。申告漏れがありトラックに積みきれなかった場合、往復して荷物を運ばなければならないので追加料金として上乗せされてしまいます。そういったトラブルを無くすためにも、プロの営業マンが実際に荷物を見て、適切なトラックを手配するために訪問見積もりをしたがります。

 

引越し業者は上記の理由で、訪問見積もりをしたがるというよりも、メールや電話での見積もりを嫌がります。例外としては、一度でも自社を使った利用者であればデータがあるので、荷物に大幅な増減が無ければ訪問しなくても見積もりを出すことは可能です。

 

メールや電話の見積もりを依頼する場合、意外な盲点があります。それは、引越しの荷物を漏れなく引越し業者に伝えなければいけないことです。引越し一括見積もりサイトから見積もりを依頼する場合、大抵のサイトでは申し込みフォームに荷物を入力する画面があります。一度利用したことがある人ならわかると思いますが、とても面倒です。入力が面倒だから電話で、と言っても一件一件口頭で荷物を伝えなければいけないので、これもかなりの労力を要します。

 

7割以上の人が訪問見積もりを依頼している

一番怖いのは、荷物の申告漏れがあり、それが原因でトラックに積みきれなかったために追加料金が発生してしまうことです。荷物を数える手間を省き、申告漏れを防ぐ手段として引越しの見積もりは訪問で依頼するのが確実です

 

6,437人中4,530人と、70.4%もの方が訪問見積もりを依頼していたことがわかりました。うち、単身引越しは3,527人中1,790人(50.8%)、家族引越しは2,910人中2,740人(94.2%)という結果。家族引越しは、ほとんどの方が訪問見積もりを依頼していました。
引用:引越し侍

 

訪問見積もりでは、プロの営業マンが荷物を数えるので、新居にもっていかないものを伝えれば、あとは荷物の片付けなどをする必要はありません。営業マンは散らかっている部屋にも慣れているので、わざわざ掃除する必要もありません。荷物を数える必要が無いので、実は一番手間がかからないのが訪問見積もりです。また、引越しについてわからないこと、不安なことなど質問すれば引越しのプロですからきちんと答えてくれます。

 

以下の内容が聞かれるので、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。

引越しの希望日程
作業を開始する希望時間(午前or午後)
エアコンの移設工事の有無
梱包作業の有無
電気工事(洗濯機、テレビ配線など)の有無
不用品の処分の有無
車やバイクの陸送の有無など
ピアノ運送の有無
引用:引越し侍

 

そして最大のメリットが、相見積もりをすることで引越し料金の値下げ交渉ができるということです。相見積もりとは、2社以上の業者から見積もりを取ることです。引越し業者一社のみの見積もりだと、提示された金額が安いか高いかの判断ができません。引越し料金は、業者によってかなりの差があります。複数の業者に見積もりを依頼することにより、業者同士の値引き合戦を引き起こすことができます。

 

訪問見積もりの営業マンの注意点と対策

一方、訪問見積もりはいいことばかりではありません。営業マンは数ある引越し業者の中から、自社を選んでもらいたいために様々な手段を使ってきます。粗品を持ってくるのはいいのですが、中には契約するまでねばりにねばり、強引に居座り帰らない営業マンもいます。そういった営業と戦っていかなければなりません。

 

そのためにも、相見積もりを強くおすすめします。強引にその場での契約をせまる引越し業者の営業マンには、「他の引越し業者にも見積もりを依頼しているので、それを見てから連絡します。」と、きちんと伝えて帰ってもらいましょう。

 

利用者は営業マンに比べて、引越しの知識はありません。それをいいことに、姑息な手を使ってくることがあるので、注意点を以下に記載しておきます。

 

■「とりあえずサービスなんでダンボール置いておきますね」

お米や便利グッズならもらっても構いませんが、ダンボールは注意が必要です。まだ、その業者に決めるわけでは無いので、ダンボールは断って持ってかえってもらうのがベストです。サービスというのはその引越し業者に決めた場合なので、使ってしまえば料金が発生します。また、他の業者に決めた場合、最悪そのダンボールを返しに行かなければならなくなることもあります。

 

■「今なら前々日までキャンセル料無料です」

どの業者でも前々日までキャンセル料無料です。キャンセル料は前日だと10%以内、当日だと20%以内です。国土交通省が定める標準引越約款に記載されています。

標準引越約款はコチラ

 

■「今なら内金、手付金なしで契約しますよ」

業者は内金、手付金を請求してはいけません。標準引越約款第2章第3条の5に記載されています。このセリフを言う業者は、利用者を騙してまでも契約を取ろうとしているので信用できません。しかし安い場合もあるので、いちおう見積もりだけはもらっておきましょう。

 

■「今契約すれば、この価格でやらせてもらいます」

自分で特に安いと感じた場合は、契約してもいいと思います。ただし、一社めの業者が言った場合は、注意が必要です。なぜなら、業者が提示した金額が本当に安いかわからないからです。

相見積もりは、金額などを比較するために行なうことなので、一社めで決めてしまっては比較することができません。一社めの業者から言われた金額を他の業者に伝えると、安くなるケースが多々あります。値引きの材料として、提示された金額を使うようにしましょう。

また、契約してしまった場合も前日までキャンセル料はかかりませんので、気に入らなかった場合は、思いきって断ってしまっても大丈夫です。

 

■「他の業者から見積もりは取らないでください」

相見積もりを取るのは、必ず利用者のためになります。こういうわがままを言う営業マンには何を言っても無駄です。また、しつこいのも特徴です。他者の見積もりと比較して決めると負けずに断りましょう。

 

このように、「値引きするから」「サービスするから」と手を変え品を変え契約しようとしてくるのが、引越し業者の営業マンです。競争が激しいので仕方ないと言えばそうなのですが、こちらも負けていられません。徹底的に比較して自分の気に入った業者に頼むようにしましょう。少々手間でも、結果的によかったと必ず思えるはずです。

 

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まとめ

  • メールや電話での見積もりは、自分で荷物を数える手間があり、申告漏れの場合追加料金がかかることがある。

  • 訪問見積もりは、他社の値段を武器に直接交渉できるため、値引きしやすい。

  • しつこい営業マンには「他の会社の見積もりと比較してから決めます」の一点張りでOK。

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